ロシア語能力検定 4 級に無事合格できたので、次へのモチベーションアップのために念願のロシア語キーボードを購入しました。以前のロシア語キーボードが欲しすぎた話からの続きです。
最低要件がメカニカルキーボード+ロシア語印字だったので選択肢は初めからかなり狭くて VARMILO か WASD Keyboards がいいなというのが前回の結論だったのですが、結局 WASD Keyboards にしました。というのも、ケースカラーを選ぼうとしたときになにやら見慣れない表記が……。
Anodized Black、金属製かっこよすぎやないかい……。完全にひとめぼれして即決。ケースだけでもういっこキーボード買えそうな値段してますが、どうせまた 10 年くらい使うんだから実質タダみたいなもんです。合格祝いなのでここはケチらずどーんといきましょう。合格してなくても理由つけて買ってたような気がするのは気のせいです。
ちなみに Anodized シリーズはよく売り切れてるので(見ての通り画面キャプチャした時も out of stock だった)そんなにたくさんは在庫していないようです。割とすぐ補充されるので、ちょいちょいチェックしてみてください。
配色は悩みましたが、シンプルなモノトーンに差し色で赤の定番カラーに落ち着きました。もっとたくさん色入れたりしたバリエーションも考えたりしてたのですが、すでに派手なのでこのくらいにしといて良かったです。飽きてきたらまたキーキャップを入れ替える楽しみもあります。
自宅で使う用なのでタイプ音が大きくても特に問題はないのですが、静かにしといて損はないかと思ってスイッチは Cherry MX 静音赤軸にしました。実際使ってみた感じでは REALFORCE の 30 g 軸のほうが圧倒的に静かでしたが……まあ押下圧以前にスイッチの様式も違うのでそこは比べてもしょうがないのかもしれない。
データ的には Cherry MX の中では(静音)赤軸が一番軽いはずなのですが、むかし使っていた FILCO の茶軸テンキーはもっとタッチ感が軽かった気がしてややとまどい。途中で圧が抜けるタクタイルの特性が軽いと錯覚させるのかもしれない。いずれにせよ茶軸よりは静かで現状満足な打ち心地です。これも飽きてきたらスイッチを入れ替える楽しみが……これが沼なのか。
WASD Keyboards は自分でいじれるキーキャップが ABS 製だけいうことで安っぽく見えないかが一番不安だったのですが、実物を見てその懸念は完全に払拭されました。素材が違うので PBT のようなしっとり感というか独特の感じとはもちろん違うのですが、ちゃちなプラスチッキーさは感じず良い仕上げです。プラスチッキーさを感じないプラスチック、哲学的なおもむき。UV 印刷の耐久性については、しばらく使ってみて気になったらまた記事にするかも。
キーの背面側にランナーから切り離したときのゲート跡らしきものが残ってるのはまあ残ってるので(写真なし)気になる人は気になるかも。普段は見えないしわざわざ見ることもないので個人的には無問題です。
とにかく写真を見てほしいだけ日記なので書くことがなくなってきた……。実用上気になることといえば、ロシア語入力をしているときに思ったより英字配列が目について気が散ってしまうのが誤算でした。キートップにキリル文字を一文字だけラージフォントで、手前側面に英字の配置(要はキートップを四分割しない配置)が見た目的にはベストだったのですが、できないものは仕方ない……まあそのうちロシア語をタッチタイピングできるくらいになれば気にならなくなるでしょう。ロシア語印字の意味とは。
もうひとつ気になったこと、それはケーシングが金属製なのでとにかく重い重すぎる(それはそう)。体重計に乗せたら 2.0 kg ありました。うっかり足元に落とすと死ぞ。それでは皆さんご安全に。